手術決断に至るまで
- mana miya
- 2023年11月7日
- 読了時間: 6分
みなさま、こんにちは
神戸・芦屋☆西洋占星術師のmanaです
子宮筋腫の手術を受けて11日が過ぎました。
現在の体調は、家の中で身の回りのことは出来る。
家事は休み休み。
お買い物はまだ家族に頼む。
みたいな感じです
私はブログは基本PCで書くのですが、まだ座って書く姿勢は腹圧がかかってしんどくなるのでどうしても取り掛かれず、書きたいことはあるのにもどかしい
スマホで書くのもちょっと疲れるしね。
しかし時々お散歩に行くこともできるようになり、少しずつ回復しています

まぁ、まだ1人で外歩くのはちょっと怖いけど。
さて、今回私は腹腔鏡手術で子宮を全摘出しました(卵巣は残しました)。
同じように子宮筋腫で悩んでいらっしゃる方は多いのではないかと思いますので、書いておこうと思います。
そもそも、ここ数年は生理痛がとてもひどかった私。
仕事も忙しかったですし、家事もありましたから、痛み止めを飲んだりしながらなんとか乗り切っていました。
それが昨年あたりから、生理以外の時もとにかく体調が悪い、ということが増えてきました。
疲れやすくて、階段を上るのも、坂道を歩くのもとにかく息切れして苦しい。
顔色も悪いし、髪もパサパサするようになり、美容面でも気になることが増えてきていました。
そして何よりメンタルがとても辛い。
小さなこともくよくよしてしまうし、すぐ不安になるし、マイナス思考だし、ちょっと病んでいました。
今年の春、さすがに限界だなと思って病院に行ったら、採決の結果極度の貧血と診断されました。
ヘモグロビンの濃度が一般的な基準値の半分しかなかったのです
「これでよく仕事もして普通に生活していたね」
と言われたくらい(笑)
その後、貧血の治療を始めましたが、どうもすぐに良くならない。
私は長らく漢方信者だったので、漢方医のところに通っていたのです。
しかし、処方される臭くて苦いお薬を頑張って飲んでも一向に良くならなかったので、やっと自分の心に疑いの気持ちが芽生え始め・・・
「婦人科行くしかないか」
と思い始めたんですね。
いや、貧血と分かった時点で、生理に問題があるんじゃないかとはもちろんすぐに考えたのですが、怖くて行けなかった←あかんやつ。
数ヶ月のロスをしたことを悔やみつつ、
「腹くくって婦人科行こう」
と考えた矢先、生理が今までにないくらいの大量出血、おまけにそれが約3週間続くという異常事態に
さすがに体中の血液が奪われるんじゃないかという恐怖に見舞われて、すごく怖かったです。
ちょうど8月だったのですが、その一ヶ月は仕事してるとき以外はほとんど寝てました。
そしてその出血がようやく落ち着いたタイミングで8月末に婦人科を受診
そこで、
子宮筋腫が出来ていること。
その筋腫自体はそれほど大きなものではないが、「粘膜下筋腫」と言って子宮内部に筋腫が出来ていて、これは大きさに関わらず過多月経や過長月経の激しい症状が出るものであること。
を知りました。
子宮筋腫は女性の40%の人が抱える疾患で、出来ていても特に治療が必要ない場合も多いそうですが、「粘膜下筋腫」に関しては症状が激しく、日常生活に支障をきたすので何らかの治療が必要だということでした。
貧血の原因はこれなので、治療すればその症状は解消されるというわけです。
治療法としては、薬で筋腫を小さくしながら様子を見る場合もあるが、私の場合は手術が必要で、その方法は二つ。
子宮鏡手術で、子宮は温存して内部に出来た筋腫を電気メスで削り取る方法。
腹腔鏡手術で、子宮自体を摘出してしまう方法。
筋腫だけを取るならば、術後の回復は早いし、子宮も温存できる。
ただし、子宮がある限り今後も子宮がんなどのリスクはあるのと、筋腫は20%の確率で再発するので定期的に観察しなければならない、ということでした。
一方、子宮を摘出すればがんのリスクはなくなり、再発もないので根治が可能。
腹腔鏡手術ならば開腹よりはずっと体の負担も少なく、卵巣は問題ないので残せる。
女性ホルモンは卵巣から分泌されるので卵巣を残せばホルモンバランスも崩れない。
ただ妊娠は出来なくなるので、望んでいる場合は勧められない
ということでした。
年齢的にも今後の妊娠は希望しないので子宮摘出かな、と。
しかし、40代半ばという年齢で考えるならば、筋腫だけを取ってもらって様子見てるうちに閉経してそのまま筋腫のリスクがなくなるのでは、とも考えたんですよね。
迷っていたら、血液検査の結果を見ながら先生が、
「女性ホルモンの分泌量の数値がとても高い。まだ20~30代くらいの数値だから、一般的な人よりかなり閉経が遅いのではないか。」
あと数年でゴールとはいかない可能性が高いというのです
実家の母に聞いてみたら、母も閉経は50代後半だったそうで、祖母も遅かったのだとか。
それを聞いて、もうこれは子宮全摘にしようと決めました。
なにより、ずっと悩まされてきた生理をもう経験したくない、解放されたいという気持ちが強かったので・・・
そして大きな病院を紹介して頂いて、そこから手術へと至ったわけです。
いまのところ術後まだ時間が浅いので、これでよかったのかどうかはわかりません。
実際、迷っているときに「子宮は温存した方がいい」と言ってくださった方もいましたし、正解はわからないまま臨んだのです。
でも決めるしかなかったしね
執刀医の先生の評判がとても良かったことも後押しになりましたし。
信じて委ねることにしたので、もうこのことについてよかったかどうかは考えないようにしようと思っています。
もう取ってしまったのだからどうしようもないしね。
ついでに言うと、筋腫を小さくするためにホルモンの分泌を抑えるお薬を手術直前までしばらく飲みましたが、副作用がとてもしんどくて、手術する前は毎日体調不良でした。
そういうこともあり、早くおさらばしたいって感じたかな
9月に手術が決まってからは家族が全面的に協力してくれたので、家事は極力せずにのんびり過ごすことが出来ました。
ほんとは手術前に安静の必要はないのですが、私は薬の副作用でへばっていたので。
今思えば、数年前から苦しかったのだからその時も無理せずに休んでいたら良かったなとも思います。
体調が悪いと家族に言えず、黙って我慢してたのが蓄積したような気もしています。
息子の受験とかありましたし、私も気を張っていたし、自分のことは二の次になるのが当たり前だったから。
だから子育てが一段落した途端どんどん悪くなって。
でも今回かつて息子を授かった子宮とほんとにサヨナラして、一層これで子育て終わったなぁっていう変な実感もありました
なんかわからんが、色々タイミングが重なって「今」なんだなって気がしています。
そう。その「今」ということに関しても、ホロスコープ的にやはり象徴的なタイミングでもありましたので、それは次回「占星術的な視点から」のことも書いてみたいと思います
Comentarios